家庭教師を依頼するときは、どうやって選ぶべきでしょうか。多くの方が、先生の学歴や費用、子供との相性と答えると思います。費用については、それぞれだと思いますので、ここでは、子どもとの相性について区別をしていきたいと思います。まずは、子どもの学習意欲が育っているかです。

家庭教師は、そぐそばに先生がいてくれて、何をすべきかを指示してくれ、わからないところがあれば即座に答えてくれる、そんな存在です。学習意欲がある子どもにとっては、これほど有益な存在はないでしょう。しかし、学習意欲が育ってない子どもの場合、成績を上げるどころか、勉強をしない言い訳にしてしまうことがあります。親から勉強しろといわれたくないため、家庭教師を受け入れますが、その時間も無駄話ばかりで勉強しないなんてこともあります。

しかし、多くの子どもが、ちゃんと時間分勉強している、と言い訳をするのです。こういった学習意欲が育っていない子どもの場合は、ベテランの先生で保護者ともしっかり連携がとれる先生が良いでしょう。毎回の学習計画や結果報告が適切な先生を選びましょう。では、学習意欲を育てるために家庭教師をつける場合は、学歴や派遣業者の質よりも、先生自身の人間性や性格が重要です。

若く子どもの気持ちをくみ取れる先生が良いでしょう。近い将来像を語れる大学生なども有効です。成績を上げ、進学後のビジョンを見せることが大切です。成績をとにかく上げたい場合、教材を使いこなせる先生が良いでしょう。

先生によっては、自身の使い慣れた教材を使用したがる方もいますが、目標（志望校）が決まっていて、その専門家ならば効果的ですが、そうでない場合は、子どもの学校で使っている教材をしっかり習得させることが必要です。そこにあるものをうまく活用できる先生が良いです。これらのことは、先生を選ぶ際、事前面談や体験授業などでぜひ、確認してみてください。