家庭教師に来てもらう期間はできるだけ長い方が良いです。長く来てもらうと、生徒の成績は上がりやすくなります。勉強が極端に苦手な生徒の場合、すぐには成績が上がりません。成績が上がらないと、家庭教師の先生のせいにしたくなりますが、それは酷です。

学校の勉強は基礎から積み上げていかないと、理解度は分かりません。基礎が分かっていない生徒の場合は、まず基礎の理解を徹底させる必要があります。基礎の理解の徹底には最低でも3ヶ月程度は必要です。複数の科目の場合は、半年かかることさえあります。

一度家庭教師の先生を頼んだら、3ヶ月は続けて来てもらうようにしましょう。経済的な余裕があったら、半年以上来てもらった方が成績は上がります。基礎が分かるようになったら、応用を勉強しますが、応用は難しい内容なので完全にマスターするには時間がかかります。長く来てもらうためには、生徒と先生の相性が大切です。

相性が悪い先生に教えてもらっても、成績は伸びません。プロの家庭教師の先生だったら、どんな生徒にも教えられる技術を持っています。しかし、人間同士なのでどうしてもうまくいかないことがあります。例えば、女性の生徒は男性の先生を敬遠する場合があります。

相性が悪い先生は、他の先生に交代してもらうことが可能です。家庭教師の派遣会社に連絡しましょう。言いにくい場合もありますが、遠慮をする必要はありません。生徒の成績がなかなか伸びない時は、先生との相性が原因のこともあるので、注意してください。